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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ウグレシッチ,ドゥブラヴカ(ウグレシッチ,ドゥブラヴカ)
1949‐2023。ユーゴスラヴィアで生まれ、アムステルダムで執筆を続けたクロアチア語作家。ザグレブ大学で比較文学とロシア文学を学び、卒業後はザグレブ大学文学理論研究所に勤め、ロシア・アヴァンギャルドの研究に従事した。ユーゴスラヴィアでもっとも権威あるNIN文学賞を女性としてはじめて受賞するも、ユーゴスラヴィア内戦に際し排他的なナショナリズムを批判して激しい攻撃にさらされ、1993年に「亡命」。その後、作家として国際的に高い評価を受け、1998年のオーストラリア国家賞のほか、長篇『バーバ・ヤガーは卵を産んだ』(2008、未訳)でジェイム…( ) ウグレシッチ,ドゥブラヴカ(ウグレシッチ,ドゥブラヴカ)
1949‐2023。ユーゴスラヴィアで生まれ、アムステルダムで執筆を続けたクロアチア語作家。ザグレブ大学で比較文学とロシア文学を学び、卒業後はザグレブ大学文学理論研究所に勤め、ロシア・アヴァンギャルドの研究に従事した。ユーゴスラヴィアでもっとも権威あるNIN文学賞を女性としてはじめて受賞するも、ユーゴスラヴィア内戦に際し排他的なナショナリズムを批判して激しい攻撃にさらされ、1993年に「亡命」。その後、作家として国際的に高い評価を受け、1998年のオーストラリア国家賞のほか、長篇『バーバ・ヤガーは卵を産んだ』(2008、未訳)でジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞に、2016年にはノイシュタット国際文学賞に輝くなど、数多くの文学賞を受賞している |
作家とはだれか、物語とはなにか、事実と虚構、記憶、女性、戦争、越境、ナショナリティ…文学をめぐる冒険、その愛とアイロニー。ロシア・アヴァンギャルド研究者としても知られるクロアチア語作家の長篇、待望の翻訳。ピリニャークの日本滞在記を糸口に、あらゆる文学的主題が縦横に語られるオートフィクション。
作家とはだれか、物語とはなにか、事実と虚構、記憶、女性、戦争、越境、ナショナリティ…文学をめぐる冒険、その愛とアイロニー。ロシア・アヴァンギャルド研究者としても知られるクロアチア語作家の長篇、待望の翻訳。ピリニャークの日本滞在記を糸口に、あらゆる文学的主題が縦横に語られるオートフィクション。