内容紹介：精神疾患がある人の食行動を嚥下評価と応用行動分析で科学する食支援と摂食嚥下リハビリテーションをさらに深める待望の一冊　・精神疾患を有する患者の食の問題に関する書籍です。・患者の症状を「困りごと」として挙げ、それらを改善する方向へ導いていく方法をステップごとに解説。・精神疾患では口腔・咽頭機能に加えて環境や心理が摂食嚥下に大きな影響を与えることから、応用行動分析の手法に沿って、患者をとり巻く環境、そして心理的アプローチについて解説しています。・精神疾患患者食支援に携わる医療従事者とケア従事者にご一読いただきたい内容です。　【目次】　監修の言葉（植田耕一郎）　序文（石山寿子）基礎編　精神疾患患者の食の問題に関する基本知識実践編1　応用行動分析に基づいた食の問題への対応実践編2　実践アプローチの基盤　資料　索引
もくじ情報：基礎編　精神疾患患者の食の問題に関する基本知識（精神科医療とは；各種精神疾患の分類（病態別症状）；摂食嚥下機能と摂食嚥下障害の基礎　ほか）；実践編１　応用行動分析に基づいた食の問題への対応（プロトコルの作成；機能と精神状況の統合および治療方針の作成；アプローチの考え方　ほか）；実践編２　実践アプローチの基盤（摂食嚥下障害に有効な身体リハビリテーション；精神科領域における栄養管理；精神疾患患者の歯科治療　ほか）

植田　耕一郎(ウエダ　コウイチロウ)
１９８７年日本大学大学院歯学研究科修了。同大学歯学部補綴学講座。２００４年日本大学歯学部摂食機能療法学講座教授