本書は本邦の脳血管内治療分野の第一線で活躍する若手専門医を執筆者に選定し、具体的な手技、方法、器材、適応などを解説したものである。脳神経疾患の治療手段として欠くことの出来ないものとなった脳血管内治療を学ぶ人たちのために。
もくじ情報：機材・材料；周術期の管理・薬剤；機能的血管解剖；血管内治療の病理診断；画像診断法の進歩；閉塞性疾患；血管形成術後の再狭窄；脳動脈瘤；血管奇形；脳腫瘍；頭頚部疾患；脳血管内治療の位置付け―特に直達手術との使い分けについて；各種製品の臨床評価；技術資料編

菊池　晴彦(キクチ　ハルヒコ)
京都大学名誉教授。国立循環器病センター名誉総長。神戸市立中央市民病院院長