本書は、意思決定分析について初めて学ぼうとする読者を対象に、その基礎的な内容を分かりやすく解説した。決定原理、ベイズの定理、決定ツリー、予測理論、経営科学、シミュレーション、ＡＨＰなど、意思決定分析の基礎を理解するのに必要かつ十分な内容が織り込まれている。できるだけ数学的知識を前提とせずに、分析の本質が分かりやすく理解できる内容になっている。
もくじ情報：第１章　意思決定分析の基礎；第２章　情報の特性と意思決定原理；第３章　追加情報の価値と決定ツリー；第４章　予測手法の基礎；第５章　経営科学アプローチ；第６章　シミュレーション・モデルとシステム・ダイナミクス；第７章　複数目的の意思決定とＡＨＰ；第８章　意思決定者としての人間

上田　泰(ウエダ　ユタカ)
１９６０年埼玉県に生まれる。１９８３年学習院大学経済学部卒業。１９８８年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得。現在、成蹊大学経済学部教授、経済学博士。著書に、『集団意思決定研究』（文真堂、１９９６年、経営科学文献賞受賞）などがある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）