天理教の“一布教師”として人だすけに身を挺した60年。自ら苦労を求め、悩める人と共に祈り、喜びを分かち合った足跡をつづる。

「あまりに結構すぎると、布教意欲は出てこない」“生涯一布教師”の信念貫き人づくりに丹精込めた足跡。
もくじ情報：第１章　“未完成”が布教意欲を生む；第２章　初代の信仰信念を末代へ；第３章　執着心を放せば神様に近づく；第４章　理と情は二つ一つ；第５章　丹精に心を尽くす；第６章　布教の情熱は海を越えて；第７章　おさづけの理を信じきる

村上　領一(ムラカミ　リョウイチ)
明治４５年、大阪生まれ。昭和６年、早稲田大学第１高等部入学。８年、おさづけの理拝戴。１１年、天理教校別科第５６期卒業。１８年、泉東分教会３代会長就任。２３年、高安大教会役員。４９年、外国人布教開始。５３年、ハワイで布教指導（５４・５５年も）。５６年、よのもと会講師（～平成元年）。天理大学伝道課程講師（～２年）。５８年、泉東分教会長辞任。平成１１年、死去（享年８８歳）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）