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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
山崎 正一(ヤマザキ マサカズ)
1912年、東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。専攻は西洋哲学、比較哲学。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 山崎 正一(ヤマザキ マサカズ)
1912年、東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。専攻は西洋哲学、比較哲学。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
道元には、二歳年長の弟子がいた。二祖・懐奘である。懐奘は二十年にわたり師・道元に近侍し続け、その間、道元が折にふれ弟子たちに説き聞かせた言葉を克明に筆録していた。それが『正法眼蔵随聞記』である。仏道修行者のあるべき姿を示した道元の言葉は、実生活に即して平易かつ懇切丁寧であり、道元の人と思想を知るための恰好の書ともなっている。
もくじ情報:正法眼蔵随聞記(1)(はづべくんば、明眼の人をはづべし;我…(続く)
道元には、二歳年長の弟子がいた。二祖・懐奘である。懐奘は二十年にわたり師・道元に近侍し続け、その間、道元が折にふれ弟子たちに説き聞かせた言葉を克明に筆録していた。それが『正法眼蔵随聞記』である。仏道修行者のあるべき姿を示した道元の言葉は、実生活に即して平易かつ懇切丁寧であり、道元の人と思想を知るための恰好の書ともなっている。
もくじ情報:正法眼蔵随聞記(1)(はづべくんば、明眼の人をはづべし;我病者なり、非器なり ほか);正法眼蔵随聞記(2)(『続高僧伝』の中に;人、その家に生まれ、その道に入らば ほか);正法眼蔵随聞記(3)(行者まづ心を調伏しつれば;故僧正、建仁寺におはせしとき ほか);正法眼蔵随聞記(4)(学道の人、身心を放下して;世間の女房なんどだにも ほか);正法眼蔵随聞記(5)(学道の人、自解を執することなかれ;学人、第一の用心は ほか);正法眼蔵随聞記(6)(仏法のためには;学道の人は、吾我のために ほか)