我々の生活を「生活リスク」という視点から捉え直し、学習や教育を含めたリスク対処法を「環境知」という新しいキーワードで検討する。

地球温暖化や都市・生活型の環境問題、食品の偽装表示、多重債務問題など、リスクに満ちたわれわれの生活を「環境知」というキーワードで検討する。
もくじ情報：１　理論的考察（生活リスクと環境知に関する理論的考察）；２　生活環境のメガトレンド（高齢化―“超高齢化”の地域社会と向き合う；国際化・情報化が暮らしになにをもたらしているか；サービス、その特性）；３　現状分析（家計のサービス経済化と消費生活リスク；多重債務リスクを考える；ライフスタイルの転換と買物行動；ライフスタイルの変容と地球環境問題；サスティナブル・シティをつくるために―地球環境イノベーションとしてのエコ商店街；家庭ごみの減量化と環境教育）

谷村　賢治(タニムラ　ケンジ)
１９４８年広島県に生まれる。慶応義塾大学大学院博士課程修了。現在、長崎大学教授。専攻、環境学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）