実録トウキョウ金融道。サラ金は必要悪？大卒新入社員の告白。
もくじ情報：サラ金は必要悪や；媒介業界から客を紹介してもらうんや；現地調査で客を徹底的に調べ上げるんや；借り換え融資は現生取引なんや；サラ金で働く社員たち―良識派とさぼり派；不動産担保ローンは社内の勢力争いの道具なんや；問題ある案件を融資してこそ高利のサラ金なんや；いい客がサラ金から借りるのは裏に何かあるはずや；取り立ては役になりきるんや；できるだけ高金利で貸すのがプロの営業マンや；金融とは時間を売る商売や；高利で七千万円融資にチャレンジするんや；融資したお客さんのその後

笠虎　崇(カサコ　タカ)
１９７５年横浜市生まれ。埼玉県立川越高校卒業。中央大学法学部卒業後、大手消費者金融の不動産担保ローン部に２年４ヵ月勤務。入社２ヵ月目で月間契約件数高最記録、入社４ヵ月目で融資額最高記録を達成。入社１年目で店のトップセールスに。入社２年目で都内のトップセールスになり、わずか２年間で総額１０億円の融資を行う。消費者金融退職後、アジアを３ヵ月放浪。帰国後、予ての希望であった雑誌・広告の編集・ライターの仕事に転職。旅行ガイドブックのトラベルライターとしても活躍する。現在、毎日更新ホームページ「かさこワールド」にて、旅行記、海外子供写真ほか、文章と写真を両輪に、創作活動を行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）