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江家次第は、一部二十卷、見存十九卷であり、當代の年中恒例・臨時の政事・祭典・法會等、大小公事の儀式次第を收める。後二條關白藤原師通の命によつて、大江匡房がこれを撰し、故に江家次第あるひは江師次第と名附ける。各篇もとは公事のある時にしたがつて、その次第を記し置いたものを、後人が恒例・臨時の部類をたてゝ編集したものである。本全集には、そのうち一卷より五卷までの御橋悳言校注本である。
江家次第は、一部二十卷、見存十九卷であり、當代の年中恒例・臨時の政事・祭典・法會等、大小公事の儀式次第を收める。後二條關白藤原師通の命によつて、大江匡房がこれを撰し、故に江家次第あるひは江師次第と名附ける。各篇もとは公事のある時にしたがつて、その次第を記し置いたものを、後人が恒例・臨時の部類をたてゝ編集したものである。本全集には、そのうち一卷より五卷までの御橋悳言校注本である。
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