|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ヴィント,エトガー(ヴィント,エトガー)
1900年、ベルリンで生まれる。ドイツの諸大学でカッシーラー、フッサール、ハイデッガー、パノフスキーらに学ぶ。24年から27年までアメリカ合衆国に滞在、パースの哲学などを学ぶ。30年からハンブルク大学で哲学の私講師を務めるが、33年、ヒトラーの政権獲得後ただちに解雇され、ロンドンへ向かう。34年から39年まで、ハンブルクからロンドンに移管されたウォーバーグ研究所所長代理を務める。39年、合衆国に移り、ニューヨーク大学、イェール大学などで講義。55年、オックスフォード大学最初の美術史専任教授として招かれ、ヨーロッパに戻る。71年、ロンドンで死去。生涯にわ…( ) ヴィント,エトガー(ヴィント,エトガー)
1900年、ベルリンで生まれる。ドイツの諸大学でカッシーラー、フッサール、ハイデッガー、パノフスキーらに学ぶ。24年から27年までアメリカ合衆国に滞在、パースの哲学などを学ぶ。30年からハンブルク大学で哲学の私講師を務めるが、33年、ヒトラーの政権獲得後ただちに解雇され、ロンドンへ向かう。34年から39年まで、ハンブルクからロンドンに移管されたウォーバーグ研究所所長代理を務める。39年、合衆国に移り、ニューヨーク大学、イェール大学などで講義。55年、オックスフォード大学最初の美術史専任教授として招かれ、ヨーロッパに戻る。71年、ロンドンで死去。生涯にわたり美術史・哲学・美学・歴史学にまたがる人文学を総合する芸術学を展開した |
もくじ情報:神的な恐怖(『法律』…(続く)
もくじ情報:神的な恐怖(『法律』第二巻671D)―プラトンの芸術哲学について;ヴァールブルクにおける「文化学」の概念と、美学に対するその意義;ドナテッロの“ユディット”―「貞潔」のシンボル;ボッティチェッリ“デレリッタ”の主題;オリゲネスの復活;ラファエッロが構想したプラトン的な「正義」像;グリューネヴァルトの寓意的肖像画―聖エラスムスとしてのアルブレヒト・フォン・ブランデンブルク;テルミヌスの謎―ロッテルダムのエラスムスの標章;キリスト者デモクリトス;プラトン的専制政治とルネサンスの「運命」―フィチーノによる『法律』第四巻709A‐712Aの読解;伝統宗教と近代芸術―ルオーとマティス;イェイツとラファエッロ―イルカの上の死せる幼子