穏やかな日々を送り安心して死を迎えるために、生きがい支援アドバイザーとしての豊富な智慧がちりばめられた生き方指南の書。

欲にとらわれず、仕事や死の恐怖に対するストレスを回避して、安心の心で生きるためには、真実心、深く信じる心、お互い助け合わなければ生きていけないと思う心の三つの心を持つことが大切である。著者が勤める三重県伊勢市のお寺の檀信徒の教導化益を目的に、毎月発行している寺報を編集し、お釈迦さまの教えを分かりやすく解説。
もくじ情報：第１章　現代人の心の病；第２章　人間の欲について；第３章　仏教の死生観；第４章　仏教の教え；第５章　信仰の大切さ；第６章　はじめに行ありき；第７章　お寺との付き合い方・日常の修行

山下　格美(ヤマシタ　ウツミ)
１９３６年生まれ。大正大学文学部と名城大学理学部で学ぶ。名古屋で高校の教員、三重県の伊勢市・度会郡の小学校や中学校で教員を歴任。１９９７年伊勢市立浜東豊小学校長を最後に定年退職する。その間、伊勢市立小中学校教頭会会長。及び伊勢市立幼稚園長会会長を歴任。現在、歓喜山一念寺住職、仏教を生活に生かす会主宰、社団法人シャンティ国際ボランティア会理事、心の相談所（浄土宗認定）、子どもを虐待から守る家（三重県指定）、伊勢警察少年協助員、生きがい支援アドバイザー、生きがい支援コーディネーター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）