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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
魚住 孝至(ウオズミ タカシ)
1953年兵庫県に生まれる。1983年東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。専門は日本思想、実存思想、身体文化。現在、国際武道大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 魚住 孝至(ウオズミ タカシ)
1953年兵庫県に生まれる。1983年東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。専門は日本思想、実存思想、身体文化。現在、国際武道大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
もくじ情報:序章 「巌流島の決闘」の虚実;1 「宮本武蔵」の誕生―「天下一」の武芸者へ(武蔵の生い立ち;少年期の武蔵;関ヶ原の戦いと廻国武者修行―実践の中で生まれた感覚;『兵道鏡』を記す―円明流の樹立);2 「ふかき道理」を求めて―幕藩体制確立期の社会で(大坂夏の陣とその後;姫路藩・明石藩の客分…(続く)
もくじ情報:序章 「巌流島の決闘」の虚実;1 「宮本武蔵」の誕生―「天下一」の武芸者へ(武蔵の生い立ち;少年期の武蔵;関ヶ原の戦いと廻国武者修行―実践の中で生まれた感覚;『兵道鏡』を記す―円明流の樹立);2 「ふかき道理」を求めて―幕藩体制確立期の社会で(大坂夏の陣とその後;姫路藩・明石藩の客分として―「遊寓の名士」;「兵法の道にあふ」―島原の乱の頃);3 「兵法の直道」を伝えん―後世に遺したもの(二刀一流の展開―熊本細川藩にて;晩年の境地―水墨画と『五方之太刀道』;『五輪書』の成立―「天道と観世音を鏡として」;『独行道』と武蔵の終焉);4 『五輪書』の思想(地の巻―剣術一通りにしては、まことの道を得がたし;水の巻―身も足も心のままにほどけたる;火の巻―兵法の智徳を以て、万人に勝つ所を極める;風の巻―他の事をよく知らずして、自らのわきまへ成りがたし;空の巻―おのれと実の道に入る);終章 「道」の思想の中で―「常に兵法の道をはなれず」(「道」の思想;剣術の「道」の展開;武蔵の「兵法の道」)