バブル経済崩壊に対する改革の遅れは、サブプライムローンの不況に対しても示唆を与える。「失われた１０年」の改革を分析する。

もくじ情報：「失われた１０年」の先に求められる社会像；第１部　経済・金融からみた「失われた１０年」（バブルの教訓とケインズ経済学の真髄；産業内貿易と日本の対台湾直接投資　ほか）；第２部　経営からみた「失われた１０年」（日本の失われた１０年の教訓と世界金融危機；株式会社の危機　ほか）；第３部　会計からみた「失われた１０年」（会計・監査業務の変容の本質と課題；不良債権処理の会計・監査と金融行政　ほか）；第４部　地球環境からみた「失われた１０年」（環境政策における持続可能なマネジメントとボランタリー・アプローチの役割；地域政策の展開と評価―環境配慮型の観光開発を中心に　ほか）

石崎　忠司(イシザキ　タダシ)
企業研究所研究員、中央大学商学部教授