内容紹介：摂食障害の治療を効果的に進めるその理論と臨床での使い方を、9つの創作症例をベースに、資料編の「患者の力を生かす12のツール」も交えながら、具体的に解説。
本人の力を引き出す治療のアティテュード。摂食障害の治療を効果的に進める「セルフヘルプ援助」。その理論と臨床での使い方を、９つの創作症例をベースに、具体的かつポイントを押さえて解説。
もくじ情報：第１部　理論編（摂食障害の特徴と治療―治療の難しさを乗り越えるために；さまざまな治療法とセルフヘルプの生かし方；治療の流れとセルフヘルプの生かし方　ほか）；第２部　実践編（初診時の外来でのセルフヘルプの導入；さまざまな場面でのセルフヘルプの導入；過食症への対応　ほか）；第３部　資料編（週２回の体重と脈の記録；家族の責任と本人の責任について話し合うためのチャート；食生活を変えたいかについての質問　ほか）

西園マーハ　文(ニシゾノマーハ　アヤ)
財団法人東京都医学研究機構東京都精神医学総合研究所「心の健康づくりのための予防・治療・リハビリ法」プロジェクト副参事研究員。１９８５年九州大学医学部卒業、慶應義塾大学医学部研修医。１９８６年英国エジンバラ大学留学、１９８７年慶應義塾大学医学部助手、１９９８年東京都精神医学総合研究所主任研究員、２０００年同副参事研究員。２００７年４月より慶應義塾大学医学部客員准教授も務める。２００８～２００９年ロンドンＩｎｓｔｉｔｕｔｅ　ｏｆ　Ｐｓｙｃｈｉａｔｒｙ客員研究員、日本社会精神医学会理事、日本摂食障害学会評義員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）