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内容紹介・もくじなど
内容紹介:本書は、東京藝術大学名誉教授、故山川武先生の研究著作から先生の中心的研究テーマであった円山四条派に関する論考、とくに円山応挙、呉春、長沢蘆雪の三人の画家についての論考を再編集したものです。;山川先生は、日本美術史、とりわけ近世絵画史の専門家としてすぐれた業績をのこされました。円山四条派の研究のほかにも、琳派や南画に関する研究でも美術史のメインストリームを形成する重要な仕事をのこされたことは周知のとおりです。この度、東京藝術大学出版会から先生の論集を刊行するにあたって、あえて円山四条派に関する論考に絞って一書としたのは、先生の美術史研究が蘆雪にはじまったこと、生涯を通じてこの分野に特別…(続く)
内容紹介:本書は、東京藝術大学名誉教授、故山川武先生の研究著作から先生の中心的研究テーマであった円山四条派に関する論考、とくに円山応挙、呉春、長沢蘆雪の三人の画家についての論考を再編集したものです。;山川先生は、日本美術史、とりわけ近世絵画史の専門家としてすぐれた業績をのこされました。円山四条派の研究のほかにも、琳派や南画に関する研究でも美術史のメインストリームを形成する重要な仕事をのこされたことは周知のとおりです。この度、東京藝術大学出版会から先生の論集を刊行するにあたって、あえて円山四条派に関する論考に絞って一書としたのは、先生の美術史研究が蘆雪にはじまったこと、生涯を通じてこの分野に特別の関心をもっておられたこと、そして何よりもここに採録した論文が今なお、後進の研究者たちにとってもっとも基本的な参考文献、いわばメルクマールとしての価値を失わないことなどからです。;江戸絵画の研究者はもちろん、これから研究をはじめようとしている学生にとって必読の書といえるでしょう。;
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