内容紹介：■頸部痛と肩こりは，現代人にとって逃れることのできない身体症状の1つといえる。成人で肩こりを一度も経験したことのない人を見つけることは困難であり，また頸部痛も同様で，頭痛やめまいも頸部痛と関連することが知られている。　■本書では，頸部痛と肩こりに関する科学的根拠をわかりやすく説明したうえで，症状の軽減や再発防止のために何をすべきなのか，具体的に示した。　■姿勢・運動パターン・呼吸パターンに関する43種類のエクササイズと，日常生活の注意点としてのセルフケアを，写真を豊富に使い紹介した。
もくじ情報：第１部　序論（頸部痛のタイプ；セルフマネージメントの対象となる頸部痛）；第２部　科学的基礎（頸部痛と肩こりを理解するための基礎；頸部痛治療の科学的根拠）；第３部　頸部痛・肩こりに対するマネージメントの実際（ネックケアのコンセプト；ベーシックエクササイズ；身体的評価とエクササイズ；セルフケア）

新田　收(ニッタ　オサム)
首都大学東京大学院人間健康科学研究科教授、博士（工学）、理学療法士、Ｊａｚｚ　Ｂａｓｓｉｓｔ。１９７９年日本大学芸術学部文芸学科卒業、１９８１年Ｂｅｒｋｌｅｅ　Ｃｏｌｌｅｇｅ　ｏｆ　Ｍｕｓｉｃ　Ｃｅｒｔｉｆｉｃａｔｅ、１９８６年東京衛生学園専門学校卒業、１９９７年日本大学大学院理工学研究科医療・福祉工学博士後期課程修了