災害後の様々な居住化、居住地の移動の事例を取り上げ、常ならざる日本のすまいの姿を描き出し、避難から移住を余儀なくされる災害と住居の関係、巨大災害の発生地域における今後の住居のあり方について平易に解説。/災害後の様々な居住移動の事例を取り上げ、巨大災害の発生地域における今後の住居のあり方について平易に解説。

大災害を生き抜くために…避難から移住へ。
もくじ情報：第１章　常ならざる日本のすまい；第２章　災害とは何か；第３章　世界の災害後のすまい；第４章　災害と移動する人々；第５章　災害と地域の生き残り；第６章　しなやかな「すまい方」；第７章　東日本大震災；資料編　東日本大震災―一カ月後の被災状況（２０１１．４．８～４．２４）

牧　紀男(マキ　ノリオ)
１９６８年京都市生まれ。京都大学工学部建築工学科卒、京都大学大学院工学研究科建築学第二専攻修士課程修了、日本学術振興会特別研究員、京都大学大学院工学研究科環境地球工学博士課程単位取得退学。京都大学大学院工学研究科環境地球工学専攻助手。京都大学工学研究科博士（工学）。理化学研究所地震防災フロンティア研究センター、防災科学技術研究所地震防災フロンティア研究センター勤務。この間、京都大学大学院工学研究科非常勤講師。カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、防災科学技術研究所地震防災フロンティア研究センター（チームプリーダー）を経て、京都大学防災研究所巨大災害研究センター准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）