「念ずれば花ひらく」で知られる“伝説の詩人”の渾身の書を満載した、決定版・詩墨集。
もくじ情報：詩魂の結晶；一字一輪；色紙の宇宙；祈りのまなざし

坂村　真民(サカムラ　シンミン)
詩人。１９０９年熊本県生まれ。神宮皇学館（現・皇学館大学）卒業後、二十五歳のとき朝鮮に渡り、教職に就く。終戦後は四国に移り住み、愛媛県で高校教師を務める。六十五歳で退職。以後、詩作に専念する。二十歳のときより短歌に精進するが、四十一歳のときに詩に転じ、６２年に個人詩誌『詩国』を創刊。四十二年間休むことなく、２００４年五百号を迎えた。２００６年永眠。１９９１年仏教伝道文化賞、９９年愛媛県功労賞、２００３年熊本県近代文化功労者賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）