内容紹介：援助技術とは単なる模倣ではなく、科学的根拠に基づいた行動である。理論と技術を並行して学ぶことにより、習得までの時間の短縮と飛躍的な上達が期待できる。本書は各援助技術項目の特徴を考慮しまとめた「目的」「学習目標」「基礎知識」「演習の展開」「課題」から成る。事前に目的や具体的内容を確認した上で演習に臨み、演習後には参考文献等で更なる発展を図るなど、本書の活用により、効果的な学習実践が期待できるであろう。
もくじ情報：援助技術論演習のすすめ方；援助技術論演習ノートの内容と使い方；安楽確保の援助（安楽な体位と体位変換）；環境調整の援助（ベッドメーキング・リネン交換）；移動の援助（車椅子と輸送車・歩行）；清潔の援助（清拭と寝衣交換）；清潔の援助（洗髪）；清潔の援助（部分浴）；清潔の援助（入浴）；清潔の援助（口腔ケア）〔ほか〕

杉本　幸枝(スギモト　ユキエ)
新見公立大学看護学部看護学科教授