バビロン捕囚の民に解放を預言した第二イザヤ。帰還後の失意の民を鼓舞した第三イザヤ。「苦難の僕の歌」など新約との関わりの深い第二・第三イザヤのテキストを、改めて成立当時の時代背景に立ち帰り読み解く。
もくじ情報：緒論（本書の区分；第二イザヤ；第三イザヤ；４０‐６６章の本文　ほか）；注解（４０章‐５５章（預言者の召命と委任（４０：１‐８）；良い知らせの告知（４０：９‐１１）；創造者にして歴史の主（４０：１２‐１７）　ほか）；５６章‐６６章（真実の神の民（５６：１‐８）；無価値な指導者たちと偶像崇拝者たち（５６：９‐５７：１３）；へりくだる者への慰め（５７：１４‐２１）　ほか））

高柳　富夫(タカヤナギ　トミオ)
１９４９年茨城県生まれ。１９８３年東京神学大学博士課程前期修了。１９９２～９５年Ｅｐｉｓｃｏｐａｌ　Ｄｉｖｉｎｉｔｙ　Ｓｃｈｏｏｌ（米マサチューセッツ州ケンブリッジ）留学。Ｄ．Ｍｉｎ．コース修了。２０００年卒業。現在、農村伝道神学校校長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）