今、地域のあるべき姿が問われている。本書では、豊かさ日本一の福井地域をモデルに、産業、企業（快進撃を続ける２４社の企業事例）、地域振興の３つの視点から、求められる地域の未来像を探求するものである。地域力の秘密に迫る。
もくじ情報：第１部　福井モデルの検証―地域の経済・産業・企業、その特徴と課題（福井地域経済の概観；地域の製造業；地域の伝統的工芸品産業；地域の建設業；地域の商業・サービス業）；第２部　地域発展に向けて―さまざまな構造変化の中で、地域の再生・維持・発展を可能とするもの（グローバル化と地域経済；地域づくりからのアプローチ；産業・企業からのアプローチ―地域における中小企業の将来像；地域振興と産業活性化の方向性）

南保　勝(ナンボ　マサル)
１９５３年福井県生まれ。立命館大学卒業。福井県立大学大学院経済・経営学研究科地域経済経営政策専攻博士前期課程修了。地方銀行系シンクタンクを経て、２００１年より福井県立大学へ。現在、福井県立大学地域経済研究所教授、博士（経済学）。専門分野：地域経済論、地場産業論、地域研究（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）