「いーち、にーの、さん！」みんなで声をかけ合う「口伴奏」で、それまでできなかった子ができるようになる…それが日常となる体育の授業を実現したいとの思いから本書は作られました。「口伴奏」は、運動のイメージとリズムを言語化しており、それがつかめればできるようになっていくと考えています。「口伴奏」を使っての具体的な指導法は、指導者によってもさまざまですが、ここで紹介している実践をぜひ試してみてください。
もくじ情報：１章　言語活動「口伴奏」を使った指導法（「口伴奏」を使った指導の有効性の検討方法；授業の実際；子どもの自己評価の結果；分析と考察）；２章　言語活動「口伴奏」で運動のイメージ・リズムをつかむ（体つくり運動；器械運動；陸上運動；水泳；ゲーム・ボール運動）

清水　由(シミズ　ユウ)
１９７３年東京都生まれ。１９９７年東京学芸大学教育学部小学校教員養成課程卒業。２０００年筑波大学大学院修士課程体育研究科修了。東京都狛江市立狛江第七小学校を経て、２００４年より筑波大学附属小学校教諭（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）