内容紹介：「働き方」が貧困化、ブラック化し、経済と社会に大きな困難をもたらしている日本。現場の実態や労働運動に精通した著者が、この３０年間を軸に日本人の雇用と働き方をトータルに分析。何が改革されるべきかを明確にする。「非正規大国」日本の問題　．　雇用と働き方・働かせ方の今日的特徴　．　雇用形態の変転，リスク化する非正規雇用　．　間接雇用は働き方・働かせ方をどのように変えたか　．　正社員に広がる無限定な働き方，長期雇用の変容　．　雇用と働き方の劣化の歴史的背景と今日の要因　．　雇用問題から見た生活保護　．　労働分野の規制緩和，「構造改革」政策批判　．　安倍政権の「雇用流動型労働改革」は何をもたらすか　．　「非正規大国」日本の雇用と労働　．　人材ビジネスと国際労働基準
もくじ情報：序章　「非正規大国」日本の問題；第１章　雇用と働き方・働かせ方の今日的特徴；第２章　雇用形態の変転、リスク化する非正規雇用；第３章　間接雇用は働き方・働かせ方をどのように変えたか；第４章　正社員に広がる無限定な働き方、長期雇用の変容；第５章　雇用と働き方の劣化の歴史的背景と今日の要因―戦後史をふりかえって；第６章　雇用問題から見た生活保護；第７章　労働分野の規制緩和、「構造改革」政策批判；第８章　安倍政権の「雇用流動型労働改革」は何をもたらすか；終章　「非正規大国」日本の雇用と労働―これまでとこれから；補論　人材ビジネスと国際労働基準

伍賀　一道(ゴカ　カズミチ)
金沢大学名誉教授。１９４７年、岡山県生まれ。専門は社会政策論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）