内容紹介：原油価格を代表とする国際エネルギー価格は、需給関係を基本とした複合要因で推移する。米国の「シェール革命」を起点として、そのグローバル規模の影響に焦点を当て、世界経済の変化を読み解く。「シェール革命」から読み解くグローバル経済の胎動　中津孝司著．　米国の「シェール革命」と経済復活　佐藤千景著．　欧州連合〈ＥＵ〉と「シェールガス革命」　雨宮康樹著．　米国発「シェール革命」と中東・北アフリカ経済　河村朗著．　「クリミア独立」に見る地政学的リスクと国際関係　中津孝司著
もくじ情報：１　「シェール革命」から読み解くグローバル経済の胎動（米国の「シェール革命」はグローバル経済の安定に貢献できるか；グレート・ローテーションは真実か　ほか）；２　米国の「シェール革命」と経済復活（「グリーン」から「シェール」へ；資源大国化する米国　ほか）；３　欧州連合（ＥＵ）と「シェールガス革命」（ＥＵエネルギー市場の概要；シェールガス開発とＥＵ　ほか）；４　米国発「シェール革命」と中東・北アフリカ経済―天然ガスの上流部門および対米貿易関係との関連を中心に（中東・北アフリカ地域におけるシェールガスとシェールオイル；「シェール革命」と中東・北アフリカ地域　ほか）；５　「クリミア独立」に見る地政学的リスクと国際関係（ウクライナ・ヤヌコビッチ政権崩落と国際社会；新政権の成立と金融支援　ほか）

中津　孝司(ナカツ　コウジ)
１９６１年大阪府生まれ。大阪商業大学総合経営学部教授。経済学博士（大阪学院大学）。１９８９年神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得。大学での講義、執筆活動のほかに、テレビ、ラジオに出演、各地で講演も多数行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）