内容紹介：実践の貴重な積み重ねを指針としながらも、新たな社会福祉現場に向かい、これから社会福祉士の資格を取得し、さまざまな領域で社会福祉の援助を必要としている人々のためにより良い支援者養成を目的として、その実力をつけるための教材として最適なテキスト。幅広い14分野・領域の実践例（機関および施設）を検討材料にすることができると同時に、ガイドラインに沿った相談援助事例集の実践教科書、社会福祉国家試験の事例問題の学習としても活用ができる。各実践事例について、「事前学習シート」の作成、「演習問題」への取り組み、「事後学習シート」の作成から、確実に事例の全体像が習得されると同時に教員、スーパーバイザーにとってもそれぞれの段階においての理解度や課題の取り組み、目標としていた学習がどの程度身に付いているか把握できるように工夫されている。
もくじ情報：社会的排除（ソーシャル・エクスクルージョン）に関する相談援助；高齢者福祉に関する相談援助；障害者福祉に関する相談援助；児童福祉に関する相談援助；虐待事例に関する相談援助；家庭内暴力（ＤＶ）に関する相談援助；低所得者に関する相談援助；ホームレスに関する相談援助；権利擁護（成年後見制度）に関する相談援助；更生保護（少年司法、刑事施設出所者）に関する相談援助；多文化、多人種に関する相談援助；就労支援に関する相談援助；医療機関における相談援助；地域福祉に関する相談援助演習；事例研究の方法

加藤　幸雄(カトウ　サチオ)
日本福祉大学前学長・名誉教授。日本司法福祉学会会長