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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
真壁 昭夫(マカベ アキオ)
1953年、神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院(修士)卒業、メリルリンチ・ニューヨーク本社へ出向。帰国後、第一勧銀総合研究所金融市場調査部長、内閣府経済動向分析チームメンバー、第一勧銀総研やみずほ総研の主席研究員を経て、03年から信州大学大学院イノベーション・マネジメント・センター特任教授に。05年から同大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 真壁 昭夫(マカベ アキオ)
1953年、神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院(修士)卒業、メリルリンチ・ニューヨーク本社へ出向。帰国後、第一勧銀総合研究所金融市場調査部長、内閣府経済動向分析チームメンバー、第一勧銀総研やみずほ総研の主席研究員を経て、03年から信州大学大学院イノベーション・マネジメント・センター特任教授に。05年から同大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
中国が2015年中の設立を目指す「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」。米国、日本は静観の構えだが、英国の参加表明をきっかけに、欧州を含む50カ国を超える国が加入を決めている。この国際金融機関の設立によって、中国は何を狙おうとしているのか。米国主導のIMF(国際通貨基金)や、日本が深く関わるADB(アジア開発銀行)との関係はどうなるのか。いま、世界の金融体制は米国一極集中から多極化しつつある。それはとりもなおさず、世界覇権の構造が変化する兆しでもある。激動の中、日本はどう行動すべきなのか?現状から分析する。
もくじ情報:第1章 AIIBの脅威(設立の経緯とその役割;中国経済が抱える問題 ほか);第2章 世界の金融体制とその歴史(アメリカ主導の世界金融システム;IMFと世界銀行 ほか);第3章 米国を追い落とし、覇権を狙う中国(「世界の工場」から世界の覇権国を目指す;アメリカといえども、無視できない存在となった中国 ほか);第4章 多極化する世界(低下するアメリカの威信;覇権国と歴史の流れ ほか);第5章 日本はどうすべきか(AIIBはどうなるか?;日本はこれからもアメリカ追従で大丈夫か ほか)