内容紹介：２０世紀後半の認知革命等の影響で盛んである自己心理学と、進化心理学や行動遺伝学などの新たな研究がおこなわれているパーソナリティ心理学のテキスト。基本的なエッセンスをわかりやすく解説する。
もくじ情報：第１部　自己とパーソナリティに関する理論（自己をめぐる理論；パーソナリティの諸理論）；第２部　自己とパーソナリティの発達（幼児期の自己とパーソナリティの発達；児童期の自己とパーソナリティの発達；青年期の自己とパーソナリティの発達）；第３部　対人関係と自己・パーソナリティ（家族関係と自己・パーソナリティ；友人関係・恋愛と自己・パーソナリティ；適性―職業適性を中心に）；第４部　自己とパーソナリティの異常（パーソナリティ障害；精神疾患と自己）；第５部　自己とパーソナリティの理解と測定（自己理解の方法；パーソナリティ理解の方法）

松井　豊(マツイ　ユタカ)
１９７６年東京教育大学教育学部卒業。１９８２年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、筑波大学人間系心理学域教授。文学博士