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内容紹介・もくじなど
判断する/決定する/話す/感情を動かされる…こころの豊かな働きを内側から解明する認知科学。複雑な認知の世界を解きほぐして語る、高校生から読める本格入門シリーズ誕生。
もくじ情報:序章 ヒトはどんなふうにものを考えるか?;1章 出発点―こころを問うひとびと;2章 こころをわかるために―記号、表象、計算、意味、理解;3章 こころと身体と言語;4章 動物らしさvs.ヒトらしさ;5章 認知科学のここまで、そしてこれから 判断する/決定する/話す/感情を動かされる…こころの豊かな働きを内側から解明する認知科学。複雑な認知の世界を解きほぐして語る、高校生から読める本格入門シリーズ誕生。
もくじ情報:序章 ヒトはどんなふうにものを考えるか?;1章 出発点―こころを問うひとびと;2章 こころをわかるために―記号、表象、計算、意味、理解;3章 こころと身体と言語;4章 動物らしさvs.ヒトらしさ;5章 認知科学のここまで、そしてこれから 著者プロフィール
内村 直之(ウチムラ ナオユキ)
科学ジャーナリスト。1952年東京都生まれ。81年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程満期退学。物性理論(半導体二次元電子系の理論)専攻。同年、朝日新聞入社。同社福井、浦和支局を経て、東京・大阪科学部、西部本社社会部、『科学朝日』、『朝日パソコン』、『メディカル朝日』などで科学記者、編集者として勤務した後、2012年4月からフリーランスの科学ジャーナリスト。新聞記事、雑誌記事など多数。12年から慶応義塾大学で「ライティング技法ワークショップ」、13年から法政大学で「社会と科学」の講義を担当、14年から北海道大学CoSTEPで客員教授としてライティングな…( ) 内村 直之(ウチムラ ナオユキ)
科学ジャーナリスト。1952年東京都生まれ。81年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程満期退学。物性理論(半導体二次元電子系の理論)専攻。同年、朝日新聞入社。同社福井、浦和支局を経て、東京・大阪科学部、西部本社社会部、『科学朝日』、『朝日パソコン』、『メディカル朝日』などで科学記者、編集者として勤務した後、2012年4月からフリーランスの科学ジャーナリスト。新聞記事、雑誌記事など多数。12年から慶応義塾大学で「ライティング技法ワークショップ」、13年から法政大学で「社会と科学」の講義を担当、14年から北海道大学CoSTEPで客員教授としてライティングなどを指導 |
人間や動物は、どのように外界の情報を処理し、適切に反応しているのでしょうか?認知科学は、このような関心から。動物も含めた人間の知能や、人工知能システムなどの知的システムの性質や処理メカニズムを理解しようとする学問です。人間や動物のさまざまな現象にかかわるため、認知科学は、心理学、進化学、情報科学(とくに人工知能)、ロボティクス、言語学、文化人類学、神経科学・脳科学、身体運動科学、哲学などの幅広い分野の研究者が集まって作られました。そのため認知科学は、これらの諸分野を横断する学際的な学問分野となっていて、数学、物理、歴史などの伝統的な分野と比べて…(続く)
人間や動物は、どのように外界の情報を処理し、適切に反応しているのでしょうか?認知科学は、このような関心から。動物も含めた人間の知能や、人工知能システムなどの知的システムの性質や処理メカニズムを理解しようとする学問です。人間や動物のさまざまな現象にかかわるため、認知科学は、心理学、進化学、情報科学(とくに人工知能)、ロボティクス、言語学、文化人類学、神経科学・脳科学、身体運動科学、哲学などの幅広い分野の研究者が集まって作られました。そのため認知科学は、これらの諸分野を横断する学際的な学問分野となっていて、数学、物理、歴史などの伝統的な分野と比べて、体系化することは容易ではありません。そのためもあってか、私たち自身について知るための基本的な学問であるにもかかわらず、これまで中学校や高校の教育の中で教えられることはありませんでした。しかし学問の存在を知らなければ、その道へ進もうと志す人もなかなか現れません。
第1巻では、認知科学の基本や多彩な取り組み全体をクイズやコラムを交えて紹介します。