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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
アバーテ,カルミネ(アバーテ,カルミネ)
1954年生まれ。出生地のカルフィッツィ(カラブリア州クロトーネ県)は、南イタリアに点在するアルバニア系住民(アルバレシュ)の共同体のひとつ。南伊プーリア州のバーリ大学を卒業後、ドイツに移住。1984年、ドイツ語による短篇集『かばんを閉めて、行け!(Den Koffer und weg!)』を発表し、作家としてデビュー(1993年、同作のイタリア語版『壁のなかの壁(Il muro dei muri)』を刊行)。1990年代半ばに北イタリアのトレント県に移住し、現在にいたるまで同地で生活を送る アバーテ,カルミネ(アバーテ,カルミネ)
1954年生まれ。出生地のカルフィッツィ(カラブリア州クロトーネ県)は、南イタリアに点在するアルバニア系住民(アルバレシュ)の共同体のひとつ。南伊プーリア州のバーリ大学を卒業後、ドイツに移住。1984年、ドイツ語による短篇集『かばんを閉めて、行け!(Den Koffer und weg!)』を発表し、作家としてデビュー(1993年、同作のイタリア語版『壁のなかの壁(Il muro dei muri)』を刊行)。1990年代半ばに北イタリアのトレント県に移住し、現在にいたるまで同地で生活を送る |
イタリアへ移住したアルバレシュたち。閉塞した村人の憎悪、記憶と希望の錯綜、世代を超えて繰り返される移住また移住。五〇〇年以上前の祖先の逃走に憧れたアントニオは未来を求めて村を脱出、そして青年ミケーレも村から旅立つ―。アルバレシュの架空の共同体「ホラ」の物語。
イタリアへ移住したアルバレシュたち。閉塞した村人の憎悪、記憶と希望の錯綜、世代を超えて繰り返される移住また移住。五〇〇年以上前の祖先の逃走に憧れたアントニオは未来を求めて村を脱出、そして青年ミケーレも村から旅立つ―。アルバレシュの架空の共同体「ホラ」の物語。