公正取引委員会審判官である著者が独禁法の理念、基本的な概念をはじめ、要件・効果・論点を網羅的にわかりやすく解説した入門書の決定版！「用語詳解」では、独禁法を理解するうえで必須のキーワードをピックアップし、丁寧に解説しているため、理解がさらに深まる！これから独禁法を学ぼうとする初学者はもちろん企業法務担当者、第一線で活躍する実務家にとっても有用の書！
もくじ情報：独占禁止法の目的と規制の必要性；行為規制（１）―不当な取引制限；行為規制（２）―私的独占；行為規制（３）―不公正な取引方法；事業者団体；独占禁止法と知的財産法；国家機関によるエンフォースメント（１）―行政処分；国家機関によるエンフォースメント（２）―刑事罰；行政処分に対する不服申立て；私人によるエンフォースメント；構造規制―企業結合；企業結合審査；競争法と国際的執行；独占禁止法と公正取引委員会；景品表示法下請法

酒井　紀子(サカイ　ノリコ)
平成８年４月弁護士登録。平成１３年４月公正取引委員会審査専門官。平成１７年３月神戸大学大学院法学研究科博士課程後期課程修了。平成１９年１月公正取引委員会審判官。平成２０年１０月関西学院大学法科大学院講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）