新文化運動、五・四運動の先導者、中国共産党創立者でありながら、不当にその存在意義を貶められてきた「生涯にわたる反対派」の主要論説を編訳。第１巻は中共建党以前。
もくじ情報：第１部　『安徽俗話報』の創刊から五・四運動まで（『安徽俗話報』創刊の理由；中国の瓜分；国語教育　ほか）；第２部　五・四運動から中共建党まで（山東問題と国民の覚醒；『新青年』宣言；民治を実行する基礎　ほか）；付録―陳独秀旧体詩選（西郷南洲遊猟図に題す；曼殊と偕に日本より帰国する舟中にて；華厳の滝　ほか）

長堀　祐造(ナガホリ　ユウゾウ)
１９５５年、埼玉県生まれ。東京大学文学部卒業。高校教員を経て、早稲田大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、慶應義塾大学経済学部教授。専攻、中国近現代文学