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出版社名:筑摩書房
出版年月:2017年5月
ISBN:978-4-480-06960-3
236P 18cm
武士道の精神史/ちくま新書 1257
笠谷和比古/著
組合員価格 税込 836
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内容紹介・もくじなど
侍の気構えと行動を規定してきた「武士道」。軍国主義につながったとして、マイナスのイメージも持たれる一方、日本人の美徳を支える倫理的礎として肯定的なイメージを持っている人も、これまた多い。歴史的にみれば武士道は、武家社会が発展した中世に自然発生し、『甲陽軍鑑』等の書物で明文化されていくが、戦闘なき徳川時代になって精神的な「徳義」へと転回した。やがて武家以外の庶民階級にも浸透して、一般の生活経済倫理にまで影響を及ぼすようになっていく。「武士道」の豊かなる実態の歴史を、実証主義史学の方法を用いつつ鮮やかに描き出し、その本質に迫る。
もくじ情報:現代にとって武士道とは何か;武士の誕生―家と氏の成立;中…(続く
侍の気構えと行動を規定してきた「武士道」。軍国主義につながったとして、マイナスのイメージも持たれる一方、日本人の美徳を支える倫理的礎として肯定的なイメージを持っている人も、これまた多い。歴史的にみれば武士道は、武家社会が発展した中世に自然発生し、『甲陽軍鑑』等の書物で明文化されていくが、戦闘なき徳川時代になって精神的な「徳義」へと転回した。やがて武家以外の庶民階級にも浸透して、一般の生活経済倫理にまで影響を及ぼすようになっていく。「武士道」の豊かなる実態の歴史を、実証主義史学の方法を用いつつ鮮やかに描き出し、その本質に迫る。
もくじ情報:現代にとって武士道とは何か;武士の誕生―家と氏の成立;中世武士のエートス―もののふの道、弓矢取る身の習い;明文化される武士道―『甲陽軍鑑』『諸家評定』『可笑記』;「治者」としての武士―徳川時代における武士道の深化・発展;生き延びるための思想―『葉隠』をめぐる誤解;持続的平和の時代の武士道―信義と仇討ち;国民文化としての武士道―庶民への浸透;武士の社会と経済倫理―資本主義のさきがけ;女性と武士道―武士道の主体としての女性;明治武士道とその後―近代化と国家主義;武士道七則―「忠」「義」「勇」「誠」「証」「礼」「普」;いま生きる武士道
著者プロフィール
笠谷 和比古(カサヤ カズヒコ)
1949年兵庫県生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程修了、同博士(文学)。専攻は日本近世史、武家社会論。国際日本文化研究センター教授などを経て、同センター名誉教授。これまでにチュービンゲン大学、ベルリン大学、北京外国語学院、フランス東洋言語学院等の客員教授を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
笠谷 和比古(カサヤ カズヒコ)
1949年兵庫県生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程修了、同博士(文学)。専攻は日本近世史、武家社会論。国際日本文化研究センター教授などを経て、同センター名誉教授。これまでにチュービンゲン大学、ベルリン大学、北京外国語学院、フランス東洋言語学院等の客員教授を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)