|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
石持 浅海(イシモチ アサミ)
1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒。2002年『アイルランドの薔薇』で長篇デビュー。03年に上梓した『月の扉』は様々なミステリー・ランキングで上位に選ばれ、日本推理作家協会賞の候補となる。“碓氷優佳シリーズ”第一弾『扉は閉ざされたまま』(祥伝社刊)が2006年版「このミステリーがすごい!」第二位に選ばれベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 石持 浅海(イシモチ アサミ)
1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒。2002年『アイルランドの薔薇』で長篇デビュー。03年に上梓した『月の扉』は様々なミステリー・ランキングで上位に選ばれ、日本推理作家協会賞の候補となる。“碓氷優佳シリーズ”第一弾『扉は閉ざされたまま』(祥伝社刊)が2006年版「このミステリーがすごい!」第二位に選ばれベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
武田小春は、十五年ぶりに再会したかつての親友・碓氷優佳とともに、予備校時代の仲良しグループが催した祝賀会に参加した。仲間の一人・湯村勝治が、ロボット開発事業で名誉ある賞を受賞したことを祝うためだった。出席者は恩師の真鍋宏典を筆頭に、主賓の湯村、湯村の妻の桜子を始め教え子が九名、総勢十名で宴は和やかに進行する。そんな中、出席者の一人・神山裕樹が突如ワインボトルで真鍋を殴り殺してしまう。旧友の蛮行に皆が動揺する中、優佳は神山の行動に“ある人物”の意志を感じ取る。小春が見守る中、優佳とその人物との息詰まる心理戦が始まった…。