|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
筒井 紘一(ツツイ ヒロイチ)
1940年、福岡県生まれ。早稲田大学文学部東洋哲学科卒業、同大学院文学研究科修士課程修了。文学博士。今日庵文庫長、茶道資料館副館長。京都造形芸術大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 筒井 紘一(ツツイ ヒロイチ)
1940年、福岡県生まれ。早稲田大学文学部東洋哲学科卒業、同大学院文学研究科修士課程修了。文学博士。今日庵文庫長、茶道資料館副館長。京都造形芸術大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
もくじ情報:茶の道は心に伝へ目に伝へ 耳に伝へて一筆もなし(千宗旦);遠くよりと訪ひくる友を待つ宵の 夢は楽きことのみにして(益田鈍翁);花もみじ苫屋も歌もなかりけり ただ見渡せば露地の夕暮(南坊宗啓);今も猶君がたてけむ釜の湯の 流れを汲まぬ人なかりけり(江口令徳);松風の声きく宿のさゝれ石 苔むす庭…(続く)
もくじ情報:茶の道は心に伝へ目に伝へ 耳に伝へて一筆もなし(千宗旦);遠くよりと訪ひくる友を待つ宵の 夢は楽きことのみにして(益田鈍翁);花もみじ苫屋も歌もなかりけり ただ見渡せば露地の夕暮(南坊宗啓);今も猶君がたてけむ釜の湯の 流れを汲まぬ人なかりけり(江口令徳);松風の声きく宿のさゝれ石 苔むす庭の代々に伝へよ(大綱宗彦);わが前に見猿きかさるいはさるを かきをく跡も残る子のため(松尾宗二);木のめにる釜の音さへしづ岡の 庵にたのしくひと日暮しつ(高橋箒庵);点てる茶は四十八手の外なれば ついに茶碗の端を欠くらん(東西庵八十嶋);大かたの人の心はみな同じ 衣は着ても狐なりけり(宙宝宗宇);茶はすけよ道具はすくなかけ茶碗 一つ持ても一心ぞかし(横井淡所)〔ほか〕