ようこそ!
文庫
新書・選書
文芸
教養
人文
教育
芸術
児童
趣味
生活
地図・ガイド
就職・資格
語学
小学学参
中学学参
高校学参
辞典
コミック
ゲーム攻略本
エンターテイメント
日記手帳
社会
法律
経済
経営
ビジネス
理学
工学
コンピュータ
医学
看護学
薬学
出版社名:東京外国語大学出版会
出版年月:2018年2月
ISBN:978-4-904575-66-6
363P 19cm
深淵の沈黙
ファム・コン・ティエン/著 野平宗弘/訳
組合員価格 税込 3,344
(通常価格 税込 3,520円)
割引率 5%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
ベトナム戦争の混迷が続く一九六七年、二六歳の若き詩人が放った思想闘争の書。ハイデッガー思想との対話/対決を通じ、ベトナム戦争の窮極的原因を西洋形而上学と見定めた著者が、祖国の底に流れる東洋の叡智をもって、西洋近代が忘却してきた“存在”の覚醒を訴え、一切の思弁を破壊して、洋の東西を越えた人類共通の故郷たる“深淵の沈黙”への路を提示する―時代の閉塞に挑んだ、孤高の思想を初邦訳。
もくじ情報:高峰と深淵のはざまを行く;第1章 背理帰結法―弁証法破壊の道;第2章 毀滅道―ヘラクレイトス、パルメニデス、エックハルト、ニーチェ、ランボー、ハイデッガー、ヘンリー・ミラーを通じての西洋思想毀滅の道;附録 ラン…(続く
ベトナム戦争の混迷が続く一九六七年、二六歳の若き詩人が放った思想闘争の書。ハイデッガー思想との対話/対決を通じ、ベトナム戦争の窮極的原因を西洋形而上学と見定めた著者が、祖国の底に流れる東洋の叡智をもって、西洋近代が忘却してきた“存在”の覚醒を訴え、一切の思弁を破壊して、洋の東西を越えた人類共通の故郷たる“深淵の沈黙”への路を提示する―時代の閉塞に挑んだ、孤高の思想を初邦訳。
もくじ情報:高峰と深淵のはざまを行く;第1章 背理帰結法―弁証法破壊の道;第2章 毀滅道―ヘラクレイトス、パルメニデス、エックハルト、ニーチェ、ランボー、ハイデッガー、ヘンリー・ミラーを通じての西洋思想毀滅の道;附録 ランボーの歩みの上に;信条;ニーチェの沈黙への回帰;跋―深淵の沈黙 結論
著者プロフィール
ファム・コン・ティエン(ファムコンティエン)
1941年、ベトナム南部ミィトー生まれ。詩人、思想家。小学校を退学後、10代半ばより執筆活動を始める。評論集『文芸と哲学における新たな意識』(1964年)、詩集『蛇の生まれ出づる日』(1966年)、思想書『深淵の沈黙』(1967年)、小説『太陽などありはしない』(1967年)といった1960年代半ばより発表された一連の著作によって、ベトナム戦争当時の南ベトナムで話題となり時代の寵児となる。1966年から1970年まで仏教系私立大学万行大学文学・人文科学学部の学部長を務める。1970年に南ベトナムを去るのと同時に断筆。1975年から1983年までフラ…(続く
ファム・コン・ティエン(ファムコンティエン)
1941年、ベトナム南部ミィトー生まれ。詩人、思想家。小学校を退学後、10代半ばより執筆活動を始める。評論集『文芸と哲学における新たな意識』(1964年)、詩集『蛇の生まれ出づる日』(1966年)、思想書『深淵の沈黙』(1967年)、小説『太陽などありはしない』(1967年)といった1960年代半ばより発表された一連の著作によって、ベトナム戦争当時の南ベトナムで話題となり時代の寵児となる。1966年から1970年まで仏教系私立大学万行大学文学・人文科学学部の学部長を務める。1970年に南ベトナムを去るのと同時に断筆。1975年から1983年までフランスのトゥールーズ大学で西洋哲学の助教授を務めた後、アメリカに移住。1987年に執筆活動を再開し、文学・哲学・仏教思想に関する多くの著作を発表。2011年、テキサス州ヒューストンにて没