古くから国際機関が所在する世界都市ジュネーヴ。第一部でその歴史を概観し、幕末から現代までのジュネーヴと日本の交流も取り上げる。第二部で宗教・思想・経済・政治という多様な側面からヨーロッパ史の要としてのジュネーヴをとらえる。我が国初となるジュネーヴの研究書。
もくじ情報：第１部　ジュネーヴ史をめぐって（ジュネーヴ史の旅；ジュネーヴ史の過去と現在；ジュネーヴ史と日本の交流史―幕末から現代）；第２部　国際都市ジュネーヴの歴史的位相（宗教；思想；政治；経済）

大川　四郎(オオカワ　シロウ)
１９５９年鹿児島県生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士課程前期課程修了、ジュネーヴ大学法学部Ｄ．Ｅ．Ｓ．（高等教育免状）課程修了。愛知大学法学部教授。修士（法学）