特別な支援を要する子に対しても、“支援”だけでなく、その子の力を伸ばすための“指導”の手立ても必要だ――子どものつまずき・ケース別に、最適な支援・指導の方法を紹介。通常の学級で支援を要する子の対応に苦慮する先生にピッタリの一冊です。

特別な支援を要する子の対応、うまくいかないのはなぜ！？うまくいかない事例には、２つの共通点があります。（１）子どもを十分に理解せずに、方法ばかりを考えている。（２）支援だけで、子どもに力をつけていない。本書では、そもそもユニバーサルデザインや合理的配慮とはなにか、といった基礎基本から、目的に合わせた子どもへの支援・指導のポイントといった具体的な事例まで、学級経営や授業といった様々な場面ごとに紹介しています。
もくじ情報：１章　基礎からわかる！ユニバーサルデザインのための子ども理解（これだけはおさえておきたい支援・指導方針を決めるための基礎知識；子ども理解のために知っておきたいキーワード）；２章　子どものつまずきに対応！通常の学級でできる支援・指導（ユニバーサルデザインの観点から；合理的配慮の観点から）；３章　ケースでわかる！アセスメント＆支援・指導の実際（学級経営編；授業編）

梶谷　真弘(カジタニ　マサヒロ)
１９８６年生まれ。大阪府茨木市立南中学校教諭。社会科、特別支援教育に造詣が深い。支援教育研究サークル「ＳＰＥＣ」代表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）