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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
倉橋 由美子(クラハシ ユミコ)
1935年(昭和10年)10月10日‐2005年(平成17年)6月10日、享年69。高知県出身。1961年『バルタイ』で第12回女流文学者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 倉橋 由美子(クラハシ ユミコ)
1935年(昭和10年)10月10日‐2005年(平成17年)6月10日、享年69。高知県出身。1961年『バルタイ』で第12回女流文学者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
出版社社主であった亡父の跡を継ぎ、経営者となった桂子さん…(続く)
出版社社主であった亡父の跡を継ぎ、経営者となった桂子さん。だが、そんな折、夫が脳卒中で急逝してしまう。―夫の研究室に残されたBRAINというコンピューターとフロッピーの遺言。未亡人となった桂子さんの前に出現した亡夫の学友だったと名乗る謎の財界の大物・入江晃。桂子さんは太陽のような魅力を持つ入江に惹かれていくのだが、入江には知られざる顔があった。竹林別荘、秘密倶楽部、豪華邸宅と上流階級の濃密な交歓を華麗典雅な筆致で描いた知的刺激が満載の倉橋ワールドが展開される。「桂子さんシリーズ」の第三弾。