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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
長部 日出雄(オサベ ヒデオ)
1934年(昭和9年)9月3日‐2018年(平成30年)10月18日、享年84。青森県出身。『津軽じょんがら節』と『津軽世去れ節』により第69回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 長部 日出雄(オサベ ヒデオ)
1934年(昭和9年)9月3日‐2018年(平成30年)10月18日、享年84。青森県出身。『津軽じょんがら節』と『津軽世去れ節』により第69回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
新しい世代にも常に熱狂的信奉者が現れ、いまだ人気の衰えぬ作家・太宰治。彼にとって「書く」こととはなんだったのか。家への激し…(続く)
新しい世代にも常に熱狂的信奉者が現れ、いまだ人気の衰えぬ作家・太宰治。彼にとって「書く」こととはなんだったのか。家への激しい憎悪と絶望的なまでの孤独感、結婚を控えての心中事件、「太宰治」という筆名に秘められた思い―。太宰の幼年期から青春時代までを克明に辿り、同じ津軽地方出身で直木賞作家である長部日出雄が、その太宰像を塗り替えた著者渾身の新たなる太宰伝である。太宰への特別な愛情と深い理解を両輪に、著者ならではの視点で描いた秀作長編評伝。