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出版社名:集英社
出版年月:2019年6月
ISBN:978-4-08-773496-6
172P 20cm
真実の終わり
ミチコ・カクタニ/著 岡崎玲子/訳
組合員価格 税込 1,777
(通常価格 税込 1,870円)
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いま、民主主義の基盤である〈真実〉が揺らいでいる。フェイクニュースやプロパガンダがはびこり、事実を捻じ曲げる言説がソーシャルメディアなどを通じて拡散し、多くの人びとが影響を受けている。全体主義的なプロパガンダが現代に甦り、荒らし行為が蔓延し、重要な政治決定を蝕んでいる。米国のトランプ政権は、こうした状況のもとに誕生した。長年にわたって文芸批評に携わり、ピューリッツァー賞(批評部門)を受賞した著者は、さまざまな文献を通じて、現代におけるこの民主主義の危機の深層に踏み込んでいく。アーレントやオーウェルをはじめ、ツヴァイク、クレンペラー、ボルヘス、フィリップ・K・ディック、ボードリヤール、デリダ、ト…(続く
いま、民主主義の基盤である〈真実〉が揺らいでいる。フェイクニュースやプロパガンダがはびこり、事実を捻じ曲げる言説がソーシャルメディアなどを通じて拡散し、多くの人びとが影響を受けている。全体主義的なプロパガンダが現代に甦り、荒らし行為が蔓延し、重要な政治決定を蝕んでいる。米国のトランプ政権は、こうした状況のもとに誕生した。長年にわたって文芸批評に携わり、ピューリッツァー賞(批評部門)を受賞した著者は、さまざまな文献を通じて、現代におけるこの民主主義の危機の深層に踏み込んでいく。アーレントやオーウェルをはじめ、ツヴァイク、クレンペラー、ボルヘス、フィリップ・K・ディック、ボードリヤール、デリダ、トム・ウルフ、ウンベルト・エーコ、フィリップ・ロス、トマス・ピンチョン、イーライ・パリサー等々、作家や学者、ジャーナリストたちの多彩なテクストを参照し、ひとつの筋道に結びつけて論じていく。客観的事実が消えゆく世界で、私たちはどう生きるべきか。不穏な時代に精神的な立ち位置を示そうとする話題の書、待望の邦訳。 【著者略歴】ミチコ・カクタニ( Michiko Kakutani )文芸評論家。米コネチカット州に日系アメリカ人二世として生まれる。イェール大学で英文学を専攻し、76年に卒業。ワシントン・ポスト紙、タイム誌を経て、79年にニューヨーク・タイムズ紙に入社。30年以上にわたり同紙で書評を担当し、鋭い文芸批評で文学界に多大な影響を及ぼす。98年にピューリッツァー賞(批評部門)を受賞。2017年に退社。 【訳者略歴】岡崎玲子( おかざき れいこ )1985年兵庫県生まれ。豪ヴィクトリア州法廷弁護士。米ニューヨーク州弁護士。ジャーナリスト。翻訳家。早稲田大学法学部卒業後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校ロースクール(UCLA School of Law, LL.M.)を修了し、米ニューヨーク州弁護士資格を取得。その後、豪モナッシュ大学で学び、豪ヴィクトリア州法廷弁護士として登録。2001年に『レイコ@チョート校』を刊行し、『9・11ジェネレーション』(2004年)で黒田清JCJ(日本ジャーナリスト会議)新人賞を受賞。訳書にノーム・チョムスキー『すばらしきアメリカ帝国』など。 【原書】THE DEATH OF TRUTH: Notes on Falsehood in the Age of TrumpMICHIKO KAKUTANI
内容紹介・もくじなど
内容紹介:"いま、民主主義の基盤である〈真実〉が揺らいでいる。フェイクニュースやプロパガンダがはびこり、事実を捻じ曲げる言説がソーシャルメディアなどを通じて拡散し、多くの人びとが影響を受けている。全体主義的なプロパガンダが現代に甦り、荒らし行為が蔓延し、重要な政治決定を蝕んでいる。米国のトランプ政権は、こうした状況のもとに誕生した。長年にわたって文芸批評に携わり、ピューリッツァー賞(批評部門)を受賞した著者は、さまざまな文献を通じて、現代におけるこの民主主義の危機の深層に踏み込んでいく。アーレントやオーウェルをはじめ、ツヴァイク、クレンペラー、ボルヘス、フィリップ・K・ディック、ボードリヤール…(続く
内容紹介:"いま、民主主義の基盤である〈真実〉が揺らいでいる。フェイクニュースやプロパガンダがはびこり、事実を捻じ曲げる言説がソーシャルメディアなどを通じて拡散し、多くの人びとが影響を受けている。全体主義的なプロパガンダが現代に甦り、荒らし行為が蔓延し、重要な政治決定を蝕んでいる。米国のトランプ政権は、こうした状況のもとに誕生した。長年にわたって文芸批評に携わり、ピューリッツァー賞(批評部門)を受賞した著者は、さまざまな文献を通じて、現代におけるこの民主主義の危機の深層に踏み込んでいく。アーレントやオーウェルをはじめ、ツヴァイク、クレンペラー、ボルヘス、フィリップ・K・ディック、ボードリヤール、デリダ、トム・ウルフ、ウンベルト・エーコ、フィリップ・ロス、トマス・ピンチョン、イーライ・パリサー等々、作家や学者、ジャーナリストたちの多彩なテクストを参照し、ひとつの筋道に結びつけて論じていく。客観的事実が消えゆく世界で、私たちはどう生きるべきか。不穏な時代に精神的な立ち位置を示そうとする話題の書、待望の邦訳。【著者略歴】ミチコ・カクタニ( Michiko Kakutani )文芸評論家。米コネチカット州に日系アメリカ人二世として生まれる。イェール大学で英文学を専攻し、1976年に卒業。ワシントン・ポスト紙、タイム誌を経て、79年にニューヨーク・タイムズ紙に入社。30年以上にわたり同紙で書評を担当し、鋭い文芸批評で文学界に多大な影響を及ぼす。98年にピューリッツァー賞(批評部門)を受賞。2017年に退社。【訳者略歴】岡崎玲子( おかざき れいこ )1985年兵庫県生まれ。豪ヴィクトリア州法廷弁護士。米ニューヨーク州弁護士。ジャーナリスト。翻訳家。早稲田大学法学部卒業後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校ロースクール(UCLA School of Law, LL.M.)を修了し、米ニューヨーク州弁護士資格を取得。その後、豪モナッシュ大学で学び、豪ヴィクトリア州法廷弁護士として登録。2001年に『レイコ@チョート校』を刊行し、『9・11ジェネレーション』(2004年)で黒田清JCJ(日本ジャーナリスト会議)新人賞を受賞。訳書にノーム・チョムスキー『すばらしきアメリカ帝国』など。"
客観的事実が消えゆく世界で、私たちはどう生きるべきか―。トランプ政権に象徴される民主主義の危機、フェイクニュースやプロパガンダがはびこる現代社会の闇を、NYT紙の文芸批評で名を馳せ、ピューリッツァー賞に輝いた著者が探究する。
もくじ情報:第1章 理性の衰退と没落;第2章 新たな文化戦争;第3章 「わたし」主義と主観性の隆盛;第4章 現実の消滅;第5章 言語の乗っ取り;第6章 フィルター、地下室、派閥;第7章 注意力の欠如;第8章 「消火用ホースから流れ出す嘘」―プロパガンダとフェイクニュース;第9章 他人の不幸を喜ぶトロールたち
著者プロフィール
カクタニ,ミチコ(カクタニ,ミチコ)
文芸評論家。米コネチカット州に日系アメリカ人二世として生まれる。イェール大学で英文学を専攻し、1976年に卒業。ワシントン・ポスト紙、タイム誌を経て、79年にニューヨーク・タイムズ紙に入社。30年以上にわたり同紙で書評を担当し、鋭い文芸批評で文学界に多大な影響を及ぼす。98年にピューリッツァー賞(批評部門)を受賞。2017年に退社
カクタニ,ミチコ(カクタニ,ミチコ)
文芸評論家。米コネチカット州に日系アメリカ人二世として生まれる。イェール大学で英文学を専攻し、1976年に卒業。ワシントン・ポスト紙、タイム誌を経て、79年にニューヨーク・タイムズ紙に入社。30年以上にわたり同紙で書評を担当し、鋭い文芸批評で文学界に多大な影響を及ぼす。98年にピューリッツァー賞(批評部門)を受賞。2017年に退社