生田流の箏曲を学ぶすべての人におくる、基礎知識から演奏技術までを網羅した概説書。生田流全般に広く通用する内容。全１１１項目を見開き単位で解説。写真、イラスト、楽譜、グラフなどを多用したわかりやすい説明。Ｑ＆Ａの設定で日常の疑問点を解決。索引、音名対照表付。
もくじ情報：１　楽器篇（名称；箏のできるまで　ほか）；２　楽理篇（箏曲の特色―箏曲が持つ音楽的特色について；音名対照　ほか）；３　技術篇（座り方；右手の奏法　ほか）；４　歴史篇（コト；箏と琴　ほか）

安藤　政輝(アンドウ　マサテル)
輝箏会主宰。７歳で宮城道雄に入門、ひき続き宮城喜代子・宮城数江に師事。１９６６年（昭和４１年）、宮城会第１回コンクール第１位。１９８２年、東京藝術大学大学院音楽研究科博士課程修了、日本の音楽家として初の博士号（学術博士）を取得。１９９０年（平成２年）、宮城道雄の全作品を時代背景を考察しながら年代順に演奏する「宮城道雄全作品連続演奏会」を開始、継続中。２０１２年、東京藝術大学邦楽科教授を定年退職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）