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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
井手 英策(イデ エイサク)
財政学者。慶應義塾大学経済学部教授。1972年、福岡県生まれ。東京大学卒業。東京大学大学院博士課程単位取得退学。専門は財政社会学、財政金融史。日本銀行金融研究所勤務を経て大学で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 井手 英策(イデ エイサク)
財政学者。慶應義塾大学経済学部教授。1972年、福岡県生まれ。東京大学卒業。東京大学大学院博士課程単位取得退学。専門は財政社会学、財政金融史。日本銀行金融研究所勤務を経て大学で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
新自由主義がなぜ日本で必要とされ、影響力を持つことができたのか、歴史をつぶさに振り返り、スリリングに解き明かす。グローバル化もあって貧困層がふえるなか、個人の貯金に教育も老後も委ねられる日本。本来お金儲けではなく、共同体の「秩序」と深く結びついていた経済に立ち返り、経済成長がなくても、個人や社会に何か起きても、安心して暮らせる財政改革を提言。人間らしい自由な生き方ができる未来にするための必読の書!
もくじ情報:序章 レッテル貼りとしての新自由主義;第1章 新自由主義へ舵を切れ!;第2章 アメリカの圧力、日本の思惑;第3章 新自由主義の何が問題なのか?;第4章 「経済」を誤解した新自由主義の人びと;第5章 頼りあえる社会へ―人間の顔をした財政改革;第6章 リベラルであること、そして国を愛するということ;終章 自由の条件をかたるときがきた!