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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
吉川 幸次郎(ヨシカワ コウジロウ)
1904年、神戸市生まれ。京都帝国大学で清朝考証学を学んだのち、北京大学に留学。帰国後は東方文化学院京都研究所員を経て、47年より京都大学教授を務める。戦後日本における中国文学研究の転換に寄与し、64年に芸術院会員、69年に文化功労者に選出された。80年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 吉川 幸次郎(ヨシカワ コウジロウ)
1904年、神戸市生まれ。京都帝国大学で清朝考証学を学んだのち、北京大学に留学。帰国後は東方文化学院京都研究所員を経て、47年より京都大学教授を務める。戦後日本における中国文学研究の転換に寄与し、64年に芸術院会員、69年に文化功労者に選出された。80年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
この書物が常にひろく読まれて来たのは、人間の生き方についての知恵を、広汎に縦横に与えるという魅力のためである―。孔子とその弟子の言行を記録した対話篇、論語。そこには、教養や学び、友情、道徳、政治、国家といった普遍的な主題をめぐる思考が刻み込まれている。中国における古今の注釈書だけでなく、日本の江戸時代における伊藤仁斎や荻生徂…(続く)
この書物が常にひろく読まれて来たのは、人間の生き方についての知恵を、広汎に縦横に与えるという魅力のためである―。孔子とその弟子の言行を記録した対話篇、論語。そこには、教養や学び、友情、道徳、政治、国家といった普遍的な主題をめぐる思考が刻み込まれている。中国における古今の注釈書だけでなく、日本の江戸時代における伊藤仁斎や荻生徂徠らの解釈を比較検討。中国古典研究の碩学が口述によって全章を解説する。
もくじ情報:学而第一;為政第二;八〓第三;里仁第四;公冶長第五;雍也第六;述而第七;泰伯第八;子罕第九;郷党第十