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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
鈴木 亘(スズキ ワタル)
学習院大学経済学部教授。1970年生まれ。1994年上智大学経済学部卒業後、日本銀行を経て、2000年大阪大学大学院博士後期課程単位取得退学(2001年博士号取得)。東京学芸大学教育学部准教授等を経て、現職。その傍ら、大阪市特別顧問として西成特区構想を担当し、東京都特別顧問として待機児童対策に尽力した「行動する経済学者」。著書に『だまされないための年金・医療・介護入門』(東洋経済新報社、日経BP・BizTech図書賞、政策分析ネットワーク賞・奨励賞)、『健康政策の経済分析』(共著、東京大学出版会、日経・経済図書文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ…( ) 鈴木 亘(スズキ ワタル)
学習院大学経済学部教授。1970年生まれ。1994年上智大学経済学部卒業後、日本銀行を経て、2000年大阪大学大学院博士後期課程単位取得退学(2001年博士号取得)。東京学芸大学教育学部准教授等を経て、現職。その傍ら、大阪市特別顧問として西成特区構想を担当し、東京都特別顧問として待機児童対策に尽力した「行動する経済学者」。著書に『だまされないための年金・医療・介護入門』(東洋経済新報社、日経BP・BizTech図書賞、政策分析ネットワーク賞・奨励賞)、『健康政策の経済分析』(共著、東京大学出版会、日経・経済図書文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
感染症の危機、経済の危機の次は、社会保障の危機である。生活保護、医療、介護、年金は、今どのような状況にあり、どのような対策を立てるべきなのか。社会保障研究の第一人者が、「生活保護はいったん受給すると抜け出すのが困難になる。求職者支援制度を活用すべき」「本来毎年少しずつ行うはずだった年金支払額のカットが、17年間で3回しか行われていない」などと問題点を指摘する。さらに、「消費税と社会保障費を切り離せば、消費税減税も可能になり、社会保障改革も進む」と提言。終章ではベーシック・インカムが可能なのかどうかについて検討を行う。
もくじ情報:第1章 新型コロナ対策と経済をどう両立させるか;第2章 戦後最大の経済対策はやりすぎか;第3章 「働くと負け」の生活保護制度をどうするか;第4章 医療崩壊はなぜ、簡単に起きてしまうのか;第5章 目前に迫る介護崩壊;第6章 デフレで終了する「年金100年安心」;第7章 コロナ禍の中でこっそり通った年金改革法案の謎;第8章 消費税減税は実施可能;第9章 ベーシック・インカムは実現可能か