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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
暮沢 剛巳(クレサワ タケミ)
1966年、青森県生まれ。東京工科大学デザイン学部教授。美術・デザイン評論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 暮沢 剛巳(クレサワ タケミ)
1966年、青森県生まれ。東京工科大学デザイン学部教授。美術・デザイン評論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
いかに新たな価値を生み出すのか。「価値」「文脈」「地域」「境界」「事故」「食」「国策」という七つのテーマごとに、現代美術に限らない「知的生産技術」としてのキュレーションの実践を読み解く。庶民の生活雑器を収集し独自の価値体系を築いた柳宗悦の「民藝」、博物館の資料展示の見せ方を刷新し賛否両論を巻き起こしたフランスの「ケ・ブランリ美術館」など。情報を組み換えることで新たな価値を生み出すキュレーションという営みは、誰もが情報生産者となりうる現代を生き抜くための創造的なヒントに満ちている。
もくじ情報:序章 展覧会企画と情報検索;第1章 「価値」のキュレーション;第2章 「文脈」のキュレーション;第3章 「地域」のキュレーション;第4章 「境界」のキュレーション;第5章 「事故」のキュレーション;第6章 「食」のキュレーション;第7章 「国策」のキュレーション;終章 展覧会―情報処理としてのキュレーション