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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
枝久保 達也(エダクボ タツヤ)
1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。現在は鉄道ライター、都市交通史研究家として活動する。鉄道史学会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 枝久保 達也(エダクボ タツヤ)
1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。現在は鉄道ライター、都市交通史研究家として活動する。鉄道史学会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
東京地下鉄道と東京高速鉄道の対立をひもときながら、「新橋駅幻のホーム」という神話が誕生したプロセスを解き明かす。そして、両社の抗争が遠因となって設立された帝都高速度交通営団の実態を掘り起こし、交通営団と戦争の関係を防空・輸送・避難などの視点から描き出す。戦時下の地下鉄史の空白を埋める労作。
もくじ情報:早川徳次と地下鉄計画―一九二〇年;第1部 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団の誕生(「代行会社」をめぐる確執―一九二六‐三四年;新橋駅連絡をめぐる対立―一九三五‐三六年;幻のホームと「地下鉄騒動」―一九三六‐三九年;陸上交通事業調整法による統合―一九三八‐四〇年);第2部 戦時下の帝都高速度交通営団(帝都高速度交通営団の成立と防空―一九四〇‐四四年;戦時下の地下鉄建設計画―一九四一‐四五年;空襲と地下鉄―一九四五年);地下鉄の戦後復興―一九四五‐四九年