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著者プロフィール
ディ・ピエトラントニオ,ドナテッラ(ディピエトラントニオ,ドナテッラ)
1962年、イタリア中部アブルッツォ州テーラモ生まれ。1986年にラクイラ大学の歯学部を卒業後、小児歯科医として働きはじめる。2011年、生まれ故郷の村を舞台にした処女小説『川のような母』でトロペア文学賞を受賞、2013年にはラクイラ地震(2009年)をテーマとした2作目『美しきわが町』でブランカーティ賞を受賞。2017年2月、やはりアブルッツォ州を舞台にした『戻ってきた娘』を発表、ベストセラーになり、イタリアの二大文学賞のひとつカンピエッロ賞を受賞 ディ・ピエトラントニオ,ドナテッラ(ディピエトラントニオ,ドナテッラ)
1962年、イタリア中部アブルッツォ州テーラモ生まれ。1986年にラクイラ大学の歯学部を卒業後、小児歯科医として働きはじめる。2011年、生まれ故郷の村を舞台にした処女小説『川のような母』でトロペア文学賞を受賞、2013年にはラクイラ地震(2009年)をテーマとした2作目『美しきわが町』でブランカーティ賞を受賞。2017年2月、やはりアブルッツォ州を舞台にした『戻ってきた娘』を発表、ベストセラーになり、イタリアの二大文学賞のひとつカンピエッロ賞を受賞 |
わたしはなぜここに連れてこられたのだろう?中流家庭の一人娘として育った13歳の「わたし」は、それまで両親と思っていた人たちから突然手放され、理由も知らされぬまま、貧しい実の家族のもとに帰された。母親は冷たく、父親と兄たちの暴力が絶えない家のなかで、自我を覆された「戻ってきた娘」が唯一感情を分かちあえたのは、奔放な妹のアドリアーナだった。世界28か国で翻訳、2021年…(続く)
わたしはなぜここに連れてこられたのだろう?中流家庭の一人娘として育った13歳の「わたし」は、それまで両親と思っていた人たちから突然手放され、理由も知らされぬまま、貧しい実の家族のもとに帰された。母親は冷たく、父親と兄たちの暴力が絶えない家のなかで、自我を覆された「戻ってきた娘」が唯一感情を分かちあえたのは、奔放な妹のアドリアーナだった。世界28か国で翻訳、2021年映画化。心を鷲掴みにする少女たちの成長の物語。カンピエッロ賞受賞。イタリアで30万部のベストセラー。