内容紹介：平安時代から戦国時代までの約５００年にわたり、常陸国で大勢力を誇った佐竹氏について詳解いたします。研究を深めていくうえで不可欠な重要論考１４本を収録したほか、総論では、佐竹氏研究の流れと研究の推移を整理し、越後の上杉謙信や陸奥の伊達政宗らと相克を繰り返した佐竹氏の実態解明を目指して参ります。
もくじ情報：総論１　中世における常陸佐竹氏の動向；総論２　常陸佐竹氏研究の現在；第１部　成立期から南北朝期までの動向；第２部　室町期から戦国期までの動向；第３部　文化と信仰；第４部　文書と書札礼；付録　常陸佐竹氏関係史料

佐々木　倫朗(ササキ　ミチロウ)
１９６６年生まれ。筑波大学第一学群人文学類卒。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科中退。博士（文学、筑波大学）。現在、大正大学文学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）