内容紹介：「中一理科」の化学と生物を空想科学で学ぶ１冊！　爆笑しながら理科への興味がわき、理科の基礎が身につく！
トランスフォーマーは金属？それとも生命？『さるかに合戦』の柿は花を咲かせずに実がなるのか？みんなが大好きなアニメとマンガで、科学の疑問をぶつける柳田先生が開く理科特別講義―『空想科学「理科」読本』が、青い鳥文庫になったよ！密度、温度と状態の変化、水溶液、花のつくり、光合成など、化学と生物の基礎がまるわかり！小学上級・中学から。
もくじ情報：身近な物質とその状態を空想科学する（トランスフォーマーは金属生命体。そんな生物は存在するか？―身のまわりの物質；ゴジラは身長５０ｍ・体重２万ｔ、ガメラは６０ｍ・８０ｔ。どうなってるの！？―物質の密度；巨人は、死ぬと蒸気を上げて消える。いったい、何が起きている！？―気体の性質；マジンガーＺのルストハリケーンは、なぜ受け継がれなかったのか？―気体の発生と収集；昔話『しおふきうす』の臼は、どれほど塩を吹いたのか？―水溶液　ほか）；身近な生物と植物を空想科学する（それで生きていけるのか！？怪獣や怪人たちの怪しすぎる生態―身近な生物の観察；いきなり実をつけた『さるかに合戦』の柿の不思議―花のつくり；昔話『にんじんだいこんごぼう』で、正しい入浴をしたのは誰か？―根のつくりと働き；『進撃の巨人』の巨人は、植物なのか！？―茎のつくりと働き；植物なのに、なぜ動く？―葉のつくりと働き　ほか）

柳田　理科雄(ヤナギタ　リカオ)
１９６１年鹿児島県種子島生まれ。東京大学中退。学習塾の講師を経て、９６年に『空想科学読本』を上梓。９９年、空想科学研究所を設立して、マンガやアニメや特撮などの世界を科学的に研究する試みを続けている。明治大学理工学部兼任講師も務める