６年間で時価総額４億円から１０００億円を達成！その後、仮想通貨不正流出事件によって信用失墜。天国と地獄を経験し、今なお「逃げない経営」を続ける著者の事業再生にかける思いを描く！
もくじ情報：第１章　逆境からのスタート―目標に掲げたのは時価総額１０００億円（社員４人、時価総額４億円の上場企業；「崖っぷち企業」こそ事業再生にうってつけ！？　ほか）；第２章　たった６年で目標達成！―事業を再生させたのは日本一社長っぽくない社長だった（学生起業家として５００人以上の経営・運営相談に乗る；起業家支援時代の浮き沈み　ほか）；第３章　人生最大の不祥事、仮想通貨流出事件が勃発―冷静に対処しながらも苦悩と葛藤は続く（２０１９年７月１１日２１時１１分、アラート検知；流出額３０億円以上の不祥事　ほか）；第４章　選んだ道を正解にしろ―再生に必要なのは「型」にとらわれない経営（すべては「自分事化」から始まる；エネルギー関連事業の一環としてスタートした電力小売事業　ほか）；第５章　いかなる逆境・変革の嵐でも―逃げずに挑戦することでしか見えない世界がある（天国と地獄を経験して見えてきたもの；頑張っている人が、より報われる世界にしたい　ほか）

小田　玄紀(オダ　ゲンキ)
株式会社リミックスポイント代表取締役社長ＣＥＯ。株式会社ビットポイントジャパン代表取締役。１９８０年生まれ。東京大学法学部卒業。大学在籍時に起業し、のちに事業を売却した資金を元にマッキンゼー・アンド・カンパニー出身者らとともに投資活動を始める。「頑張る人が報われる」をコンセプトにして起業家や社会起業家の事業立ち上げ、経営支援を行う。２００２年より当時はまだ珍しかったスタートアップベンチャー支援を手掛ける。２０１１年の東日本大震災を契機に、「日本でも再チャレンジを当たり前にしたい」という思いから事業再生を開始する。この一環で要請を受けリミックスポイントの社外取締役に就任。エネルギー関連事業や仮想通貨交換業や旅行関連事業、感染症対策事業などを立ち上げて２０１６年同社代表取締役に就任。また、同年３月には上場企業子会社としては日本初の仮想通貨取引所であるビットポイントを立ち上げ、同社代表取締役に就任する。取締役就任時には４億円だった時価総額を２０１８年には１０００億円にまで向上させた。２０１８年に紺綬褒章を受章。２０１９年には世界経済フォーラムよりＹｏｕｎｇ　Ｇｌｏｂａｌ　Ｌｅａｄｅｒｓに選ばれる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）